オーストラリア
砂漠地帯の拡大化によりほぼ人の住める場所は残っていない。
かつての都市は殆どが遺跡化としており悪魔の出現率は極めて高い。
また巨大な動物系の悪魔が多数生息していると言われている。
生存者はすくなくかろうじて生き残っている人々は教会を根倉としている。


アフリカ(北部・南部・中央含む)
金やダイヤモンド等の鉱石資源が今なお貴重とされているが森林の密林化が激しく腐敗した森が全域に広がっている。
毒性の高い雨が降ることもありそのため人が住める環境ではない有害物質が混沌として存在する地域。
かろうじてリビアのみに生存者が存在するがいつまで生きられるかがわからない状況。
屍や妖鬼、邪鬼といった悪魔が多数生息。


アジア
韓国・中国は一部の高官のみが地下シェルターで生存。
昼夜問わず悪魔が出現する地上は有害的黄砂が吹き荒れている。
町よりはなれた高い山々は黄砂がない代わりに伝承上の悪魔が出現していて危険度が高い。
フィリピン・タイは沈没。
インドは黒羊教という独自のタントラを維持する組織が生存者を導きその力はアジア圏内に拡がり日本にも伝わっている。
鬼女、邪龍、凶鳥といった悪魔が多数生息。


ヨーロッパ
大災害後で最大の経済国家として復旧し最も人口が多いとされている地域。
ドイツ・フランス・イギリスは科学こそ消えたものの歴史を逆行する形での復興を告げている。
政権や王政は退廃し往来の国家としての意味はない。
指導者はいずれも国というより場所場所の力ある指導者たち。
国としての力を失い復興をつげたそれらに従う一地域と化したのがスコットランド・アイルランド・スウェーデン・デンマーク・フィンランド。
概ね暮らしは中世史同様に戻っているものの悪魔に対する能力者も多いとされているがそのほとんどが教会所属の者たちばかりであると言う。
悪魔は多数の種族が目撃されていて日々悪魔との戦いが行われている。
そのため力さえあれば名声や富を得られることもあるが魔術にあたっては教会関係者が使う奇跡と別物とされ逆に危険が付き纏う。
黒魔術の横行と平行して魔女狩り等も行われ能力者にとっては天国にも地獄にもなりうる。
地域的に壊滅状態として悪魔に支配されたままの国も有りそれらは近づくだけで危険。
ロシア・イタリア・トルコは悪魔に完全に支配され人は地獄絵図同様奴隷として扱われる。
ギリシャは不可視の壁で守られていて何人も侵入できない。
逆にローマは唯一無傷といっていい状態で大勢の信徒数を集めているものの現在の法王が誰かという事は発表されていない。
教えはカトリックを貫くものの、旧プロテスタントやミトラといった新興組織を認める形で敵対はせず逆に友好関係を築き上げている。


中東地域
砂漠化により人は壊滅。
悪魔がいるかどうかの情報さえわからないが、
奇妙なことにヨルダン・シリアからは謎の改電波が全世界に対し送信されている為生存者が居るとも言われている。


北米
カナダ・及びアメリカ合衆国は常に深い霧に覆われている為一年中気温と湿度が高い。
地上は密林と沼地から構成される地域とされていて生存者は僅か。
恐獣や巨獣といった悪魔が生息。
ただし彼等が災害前からの人種かはわからず信仰されているのは自然を神格化したネイティブ信仰。
シェルターで生存した人々が残っているのはフィラデルフィアのみ。
ニューヨークは完全に悪魔が支配している。


中南米
マヤ・アステカ遺跡に悪魔がはびこり生存者は皆無。
基本都市はすべて沈下し水の中。
また海岸沿いの町は悪魔に支配されながらも人が住んでいるといわれる。


日本
日本は此方→(クリックで別窓)




■移動手段


旅客機は個人使用を除き壊滅。
よって飛行機は現時代は存在しない。
国と国との移動手段として唯一存在するのが船。
ただし運航は困難で行方不明となるケースが多いので運良く移動に成功したものは極めて運がいいと言われる。
旅費もとかく高く災害前価格のおよそ100倍〜といった状態。